阪神、秋季練習は「打撃の日」と「守備の日」を日替わりで 井上ヘッドがプラン明かす

 井上ヘッドコーチは8日、10日から甲子園と鳴尾浜で始まる秋季練習で、極端にメリハリを付けたメニューを考案し、実行していく考えを明かした。日によって「打撃の日」と「守備の日」を設け、目的意識を持たせた中で課題克服を促す。

 CSファーストS敗退から一夜明け、既に井上ヘッドの視線は来季に向いていた。「『今日はグラブを持たんでいいわ、打っとけ』。逆に『今日はバットを持たんでいいわ、守備だけしとけ』っていうのをできるのが秋なので」と秋季練習のプランを明かした。

 シーズンを完走した主力や、コンディションに不安を抱える選手は体のメンテナンスが最優先。それ以外の若虎には「ガンガンやるぞということもあり」と鍛錬を課す方針だ。特に4年連続12球団ワーストの86失策と弱点は明確。同ヘッドも「(守備力は)今の足らないところ」とはっきり口にした。

 17年ぶりのリーグ優勝、37年ぶりの日本一を目指す来季。秋季練習で一人一人が自分と向き合い、個の能力を上げることがチーム力の向上につながる。「実戦形式は考えていない。体の具合を見ながら、思い切り動かなきゃいけない練習もおのずと見えてくる」。雪辱を果たすためにやるべきことは山ほどある。

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