勝てば優勝の阪神2軍が逆転 江越が2点タイムリー、山本が同点打

 2回、山本は中前に同点適時打を放つ(捕手・松井)=撮影・山口登
 2回、江越は右前に2点適時打を放つ(捕手・松井)=甲子園(撮影・山口登)
 2回、バッテリーエラーで勝ち越しの生還をした江越を迎える平田2軍監督(左)=撮影・山口登
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 「ウエスタン、阪神-オリックス」(24日、甲子園球場)

 ウエスタン優勝を目指す阪神が、すぐさま逆転に成功した。

 二回に先発・中田が3点を失った直後の攻撃。先頭・高山が四球を選ぶと、連打で無死満塁とした。絶好機に江越は2球で追い込まれながら、外角へ逃げる球に食らいつき、右前へ2点適時打を放った。

 続く山本の初球に江越が二盗成功。無死二、三塁から山本が中前適時打を放ち、同点に追いついた。さらに、投手の暴投で江越が本塁に生還し、逆転。3点を先制される、嫌な流れを完全に振り払った。

 23日のウエスタン・広島戦(由宇)でも2点を追いかける九回に4点を奪い、逆転勝利。2軍は劣勢となっても、打線が奮起している。

 試合前の時点で優勝へのマジックは「1」。このまま、勝利すれば18年以来、3年ぶりのウエスタン優勝が決まる。

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