阪神 逆転勝ちで2位巨人に2・5差 大山V弾&ロハス代打同点弾 小川がプロ初勝利

6回、勝ち越し2ランを放った大山(中央)はナインに迎えられる(撮影・山口登)
プロ初勝利の小川一平(左)はカメラのフラッシュを浴びながら矢野監督から祝福を受ける(撮影・田中太一)
5回、代打・ロハスは同点2ランを放つ(撮影・神子素慎一)
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 「阪神5-3ヤクルト」(8日、甲子園球場)

 セ・リーグ首位を走る阪神が逆転勝利し、2位・巨人とのゲーム差を2・5に広げた。

 試合を決めたのは大山のバットだ。同点の六回2死一塁。代わった大下のスライダーをフルスイングで捉え、左中間席に運んだ。3試合ぶりの16号決勝2ラン。9月に入り絶好調のキャプテンが聖地の虎党を歓喜させた。

 2点を追う五回1死一塁では代打・ロハスが小川の直球を振り抜き、DAZNバックスクリーンホームラン賞の100万円を手にする6号同点2ラン。阪神の外国人選手の代打本塁打は2012年8月17日・ヤクルト戦(神宮)のブラゼル以来、9年ぶりとなった。

 先発・伊藤将は山田に一発を浴びるなど、5回7安打3失点でマウンドを降りた。その後、救援陣が奮闘。六回を3者凡退に斬った小川が通算28試合目の登板でプロ初勝利。七回は及川、八回は岩崎が無失点リレー。九回はスアレスが締めてリーグトップ29セーブ目を挙げ、球団史上4人目となるシーズン30セーブに王手をかけた。

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