阪神・青柳 今季自己ワースト5失点KO 三回暗転、9連勝ならず

 3回、中日打線に打ち込まれ、マウンドにしゃがみ込む青柳
 3回、青柳は渡辺に適時打を許し失点する
 3回、高橋周に2点適時二塁打打たれ、肩を落とす青柳
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 「阪神5-8中日」(8月31日、甲子園球場)

 まさかの光景に、聖地がどよめいた。阪神・青柳が5回で今季自己ワーストの5失点。ハーラートップタイ10勝の勝ち頭に、チームの連敗ストップが託された中、思わぬ結果となった。

 両軍無得点の三回に暗転した。まずは1死一、三塁でビシエドに左前適時打を浴びて先制点を献上。その後の1死満塁では、高橋周の放った飛球を左翼・ロハスがはじいて走者2人が生還した(記録は二塁打)。なおも1死二、三塁で渡辺に2点中前適時打を浴びて一挙5失点。それ以外は無失点で抑えただけに、悔やまれるイニングとなった。

 ただ、五回にチームは一挙5得点の猛攻で一時同点に。5月14日・巨人戦から負けなしの8連勝中だった右腕の負けは辛うじて消えた。

 矢野監督は「ロハスの守備はあれは捕らなアカンし」としながらも、「その後の2点もね。あそこもバッテリーで何とか止めに行く努力をしてほしかったな」と渋い表情だった。

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