阪神 エキシビションマッチは2戦連続完封負けで終了 藤浪は5回2失点

 9回、4番に座った大山(左)は無安打に終わる。奥右は矢野監督(撮影・田中太一)
 2回、中前へ安打を放つ中野(撮影・田中太一)
 4回、島内に適時打を許す藤浪(撮影・田中太一)
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 「エキシビションマッチ、楽天2-0阪神」(10日、楽天生命パーク宮城)

 阪神がエキシビションマッチを2試合連続完封負けでフィニッシュした。25イニング連続無得点と攻撃陣がふるわず、それでも同マッチは6勝4敗1分け。13日・広島戦(京セラドーム大阪)から後半戦がスタートする。

 先発・藤浪は5回4安打2失点。三回までは最速158キロの直球を軸に相手打線を抑えたが、0-0の四回に暗転。鈴木、茂木、島内と3連続長短打を浴びて2点を先制された。6奪三振と持ち味の一端を披露したが、この日の対戦は全て左打者。右打者に対する制球難が課題の一つだけに、克服した姿を見せるチャンスすらなかったことは残念だった。

 攻撃陣は元気がない。初回1死一、三塁の好機で大山が遊ゴロ併殺打。9日に1軍に合流したロハスは3球三振に倒れるなど、4打数無安打とアピールできなかった。一方、佐藤輝&中野の新人コンビは快音を響かせた。

 2位・巨人に2ゲーム差をつけて首位を走る矢野阪神。不安を残したまま後半戦に入ることになったが、失速は許されない。目標は16年ぶりのリーグ優勝、36年ぶりの日本一奪還。手綱を締め直す。

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