阪神・中野 エキシビで盗塁「再確認」セ3位の16盗塁、後半戦も量産や!

 エキシビションに向け調整する中野
 ノックの打球を追う中野
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 阪神の中野拓夢内野手(25)が25日、後半戦も果敢に盗塁を狙っていくことを誓った。

 阪神は前半戦で71盗塁をマーク。51盗塁で続くヤクルト、巨人に大差をつけており、矢野監督就任後、3年連続のリーグ1位が確実な状況となっている。3年連続盗塁王を狙う近本とともに、その数字を引っ張るのが中野だ。トップの17盗塁で並ぶ近本、ヤクルト・塩見に次ぐ16盗塁をマーク。しかも失敗はわずか1回という高確率で成功を決めている。

 実はキャンプ、オープン戦では盗塁失敗が続いた。二人三脚で特訓してきた筒井外野守備走塁兼分析担当コーチは「ずっとうまくいかない時があり、スタートのタイミング、スライディングなどを2人で課題としながらやってきた成果が出たのかな」と目を細める。

 「エキシビションマッチでスタートを切る勇気やタイミングをしっかり再確認して。チームの勝利につながる盗塁ができれば」と中野。母校の日大山形は24日に夏の甲子園出場を決めた。後輩の奮闘も刺激に、走攻守で躍動する。

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