阪神・藤浪は満塁のピンチ招くも無失点 矢野監督「ボールは前回より良かった」

9回、DeNA打線を無失点に抑える藤浪(撮影・田中太一)
力投する阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・神子素慎一)
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 「阪神0-3DeNA」(25日、甲子園球場)

 阪神は打線が7安打しながら今季4度目の完封負けでカード初戦を落とした。2位に浮上した巨人とのゲーム差は4・5となった。

 0-3で迎えた九回には藤浪が登板。2死から桑原の内野安打、柴田の右前打、関根への四球で満塁のピンチを招いたが、最後は山下をフルカウントからの外角低めいっぱいの154キロの直球で見逃し三振に仕留めた。

 前回登板の23日の中日戦は2安打4四球4失点で敗戦投手となった右腕。矢野監督はこの日の登板を「まあまあピンチ作ったけどね。今日は力もいい意味で抜けながら投げてるボールが多かったし、ヒットとピンチは作ったけど、投げてる姿とかボールというのは前回より良かったなというふうに見てます」と評価していた。

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