阪神ドラ6中野 佐藤輝に「負けたくない」 ライバル関係で優勝&新人王へ相乗効果

 リーグ戦再開後も勝利に貢献することを誓った中野
 同期の佐藤輝(左)との新人王争いにも闘志を燃やす中野
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 阪神のドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=が15日、デイリースポーツのインタビューに応じた。プロ1年目から遊撃の定位置をほぼ手中にしているルーキー。同1位・佐藤輝(近大)と互いに高め合いながら、リーグ戦再開後もチームの勝利に貢献していくことを誓った。

  ◇  ◇

 -開幕から3カ月。ここまでを振り返った上で満足している面と満足していない面は。

 「満足しているのはやっぱり打撃の面で(打率を)3割近く打てているというのもありますし、速いストレートに対してもしっかり対応できているというところに関しては、満足しているところではあるんですけど、逆に守備というところで少しエラー数が多かったりとか、イージーミスがあるというところが、自分の中では満足していないところかなと思います」

 -ドラフト1位・佐藤輝とチームを引っ張っていきたいとよく言っているが、改めて佐藤輝はどう映っているのか。

 「ホームランもそうですし、やっぱり彼が打つことによってチームが盛り上がるというのもあるので、その活躍を目の前で見て負けたくないという気持ちもありますし、どうしても佐藤選手に注目が行きがちなのは自分でも分かってはいるので。そこを何とか少しでも自分に注目を向けられるようにやっていきたいなという気持ちは持っています」

 -互いに高めながらも、目標とする新人王を争う上では負けられないライバルになる。

 「新人王という目標を掲げて今年1年はやっているので、何とか2人で切磋琢磨(せっさたくま)していくことによって、チームの結果も良くなってくると思うので、2人で争えるように頑張っていきたいなと思います」

 -守備のミスやバントのミスがあった次の試合で活躍している。どういう気持ちの切り替えで試合に臨んでいるのか。

 「やっぱりミスした次の試合や次のプレーというのがとても大事になるということが自分でも分かっていますし、何とかそのミスを取り返そうという気持ちを持って、その次の試合に臨んでいる。やっぱりそこで消極的にならずに、攻めていこうという強い気持ちを持ってやっているところが、今のところはミスした次の試合でいい結果につながっているのかなと思っています」

 -ミスした日は落ち込んだりしないのか。どちらかといえば前向きに捉えられる方か。

 「試合が終わってからは少しの時間、落ち込むこともあるんですけど。でもまあ終わったことなので、そこは切り替えて次の試合に向けて準備はしています」

 -オールスター中間発表でセの遊撃手部門1位。夢を与える選手になりたい。

 「そうですね。体が小さいっていうのもありますし、そういった選手の憧れの存在になるっていうのは、非常に大事なことなので。ファンの方々に評価していただいていることは非常にうれしく思います」

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