阪神・北條 お立ち台でも主役 自分への質問と勘違いして場を和ます

お立ち台でポーズを決める秋山(左)と北條(撮影・山口登)
スタンドのファンに手を振る北條(撮影・飯室逸平)
5回、北條は適時打を放ち一塁上でガッツポーズを見せる(撮影・山口登)
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 「阪神2-1オリックス」(2日、甲子園球場)

 投手戦を競り勝った阪神の主役は今季初スタメンの北條だった。この日に1軍昇格し、即先発起用されると、三回2死二塁で先制適時打。さらに、五回1死一、二塁では2打席連続適時打を放った。

 お立ち台には5勝目を挙げた秋山と並んで登場。秋山が「先制点だけは与えないように、粘り倒してやろうと思って。何とか、イニングは消化できなかったんですけど、がんばりました」など、自身の投球を振り返った後、北條の2本のタイムリーをどう見ていたか、という質問が秋山にぶつけられたが、自分への質問と勘違いした北條が「えー」と答え始めてしまい、秋山もびっくり。場の空気が和んだ。

 自分にインタビューの番が回ってくると「すいません、もういいですか。すいません!」と恐縮しつつ、「やっぱり、ファンの皆さんがいる中で野球をするっていうのは、本当に幸せなことなので、本当に感謝しています」。好調の宮城からのタイムリーについては「いい投手なので、僕も秋山さんみたいに粘り倒してやろうと思って打席に立っていました。(2打席目は)あまり覚えていないんですけど、点が入ってくれてよかったなと思います」と振り返った。

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