阪神が1点差を逃げ切り勝ち!9回ヒヤヒヤ 快投の秋山が4勝目

6回、投球後に舌をペロリと出す秋山(撮影・高部洋祐)
勝ち星を挙げた秋山(右)はスアレスにお腹を触られながら祝福を受ける(撮影・田中太一)
9回、マーティンの打球を後逸する江越(左)=撮影・高部洋祐
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 「阪神3-2ロッテ」(26日、甲子園球場)

 阪神が今季の交流戦初勝利を収めた。これで5月は15試合で9勝4敗2分けとなり、4試合を残して月間勝ち越しを決めた。

 先発は秋山拓巳投手。見事な投球でロッテ打線を七回まで1安打に抑えた。八回に失点したが、8回3安打1失点で勝ち投手。4月30日・広島戦(甲子園)以来の4勝目を挙げた。ここまでの3勝はすべて広島戦だった。交流戦での白星は2018年6月7日・オリックス戦(甲子園)以来となった。

 打線が先制したのは三回だ。先頭・小幡が四球を選ぶと、秋山が犠打に成功。1死二塁の好機に近本が岩下の投じた初球148キロ直球を捉え、先制適時二塁打を放った。さらに投手の暴投で三進。続くドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)が犠飛を記録した。

 五回には2死三塁から中野がバットを折られながら適時二塁打を放ち、追加点を挙げた。

 九回は2死からスアレスが中村奨に適時打を浴びて1点差。スアレスは4月1日の広島戦以来の失点。なお2死二塁のピンチとされたが、エチェバリアを打ち取り、何とか逃げ切った。

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