首位・阪神VSパ・リーグ球団 交流戦注目の対決は? 通算165勝176敗13分け

 25日から2年ぶりにプロ野球交流戦が開幕する。矢野阪神は24日現在、2位・巨人に4・5ゲーム差を付けリーグ首位。一方で過去15年の交流戦通算成績は165勝176敗13分け。パ・リーグ球団との対戦に向け過去の対戦成績などを振り返る。

【対ロッテ 25~27日・甲子園】

 天国か地獄か-。交流戦甲子園開幕は今年で7度目で、いずれも同一カード全勝か全敗の結果となっている。ちなみにロッテを相手に聖地から交流戦をスタートさせた2006年は1試合の雨天中止を挟み2勝。交流戦が甲子園で開幕したシーズンと相手球団、カード勝敗は以下の通り。なお10、12、13年は2連戦。

06年・ロッテ○雨○

10年・日本ハム●●

12年・日本ハム●●

13年・オリックス●●

15年・楽天○○○

18年・ソフトバンク●●●

 また、鳥谷の甲子園凱旋にも期待。ロッテ初年度だった20年は交流戦中止。オープン戦を含めても猛虎との対決は実現していない。交流戦通算331安打で歴代1位を誇る鳥谷の動向も見逃せない。

【対西武 28~30日・メットライフ】

 レオの“足攻め”に警戒したい。阪神戦で18年に8盗塁、19年に3盗塁された。

 特に源田に注意。許盗塁数の内訳は舞台がメットライフだった18年に秋山=2、源田=2(盗塁刺1)、金子=2、外崎=1、森=1。甲子園の19年は源田=2(盗塁刺1)、金子=1。18年に多く盗塁企図された阪神投手は岩貞で3(許盗塁2、盗塁刺1)、19年は西勇で3(許盗塁2、盗塁刺1)だった。

【対オリックス 6月1~3日・甲子園】

 今季からオリックスでプレーする能見は、3月20日のオープン戦で阪神と対戦。対戦打者は4人で(1)中野=空振り三振(2)大山=四球(3)植田=一ゴロ(4)高山=二ゴロ。

 一方、打者は吉田正を要警戒。18、19年で対決し阪神戦通算成績は6試合で打率・458、1本塁打、5打点。中でも秋山に対して3打数3安打1打点。元同僚の西勇とは19年に対戦し3打数2安打だった。

【対ソフトバンク 4~6日・甲子園】

 交流戦通算勝敗は24勝31敗4分け。17年からの3シーズンに限れば、2勝6敗1分けで勝率・250。気になるのは柳田と猛虎のW左腕の対戦。岩貞とは先発だった17年に対決し被打率・667。岩崎は17、18年に1打席ずつ対戦し共に四球だった。また、柳田の19年まで3シーズンの阪神戦成績を見ると、17&18年は通算6試合で打率・304、1本塁打、4打点。19年は出場なし。

【対日本ハム 8~10日・札幌ドーム】

 最終的には被打率・7割だった。前回19年交流戦で、阪神投手陣は清水に対し3試合で10打数7安打1打点と快音を連発された。途中出場した第1戦での左翼線二塁打を皮切りに、以降の2試合でいずれも3安打を許している。

 交流戦過去2シーズンでは特定の打者に固め打ちされる傾向も。18年は近藤で11打数6安打で被打率・545、6打点。この年は中田にも打率・364、1本塁打、8打点を許している。

【対楽天 11~13日・楽天生命パーク】

 楽天に復帰した田中将との対戦が実現すれば9回6安打完封勝利を許した13年6月16日以来。田中将の阪神戦通算8試合で5勝2敗、防御率2・70。10年5月16日から4戦3敗中で、その間は1完封勝利を含めた2完投を許している。

 一方で対浅村は西武時代を含め被打率・160に抑えている。直近19年の対戦では青柳と守屋が1安打ずつ許したのみで被打率・143。本塁打と打点は共に許さなかった。

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