阪神2軍新施設2025年2月に供用開始 小田南公園誘致、尼崎市と基本合意へ
阪神2軍施設の小田南公園誘致について、今月末に尼崎市と阪神が基本合意書を締結することが13日、分かった。尼崎市議会で同日、今後のスケジュールとともに明かされ、来年12月に着工、2025年2月に供用が開始される予定となっている。
阪神の2軍施設については、西宮市にある現在の鳴尾浜球場が手狭なことなどから移転を検討。尼崎市と阪神電鉄が協議を続け、阪神大物(だいもつ)駅から徒歩3分の小田南公園に収容4000人のメイン球場、サブ球場、室内練習場と選手寮などを建設する計画が進められてきた。
新球場建設などの整備は阪神側が行い、尼崎市に負担付きで寄付。市は阪神側に40年の営業権を付与する形となる。同市は住民アンケートの結果を踏まえ、新たに近隣に多目的広場や公園を整備する計画案を示している。