吉兆か、それとも…阪神が15試合終了時で貯金7は球団史上5度目も過去優勝は

 2回を終え、ナインを迎える際に糸井に抱えられる坂本(撮影・高石航平)
 4回、二塁打を放つ佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 1回、先制に沸く糸原ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
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 「DeNA2-3阪神」(11日、横浜スタジアム)

 阪神が開幕ダッシュに成功した。この日はDeNAに1点差まで詰め寄られたが、リリーフ陣が踏ん張り3連勝をマーク。開幕カードのヤクルト戦(神宮)に続き、今季2度目の同一カード3連勝。2位の広島とは2・5ゲーム差となり、がっちり首位をキープし、阪神ファンからは「優勝や!」との声も聞こえそうだが…。

 ここまで15試合を消化し、11勝4敗。貯金「7」は、昨年のシーズン終了時点の60勝53敗7分け以来の数字。これは、矢野監督が昨年就任して以来、最多の数字で、つまり今回の貯金「7」は矢野政権最多タイだ。

 貯金が多いのはうれしい限りだが、果たして“吉兆”なのか。過去阪神が15試合終了時点での貯金「7」以上記録したのは2リーグ分立後、4度あった。

・1956年 貯金7(藤村監督)

・1976年 貯金9(吉田監督)

・2002年 貯金7(星野監督)

・2008年 貯金9(岡田監督)

 さて、その年の順位はどうなのかと見てみると、56年は2位、76年は2位、02年は4位、08年は2位。実は一度も優勝をしていない。ちなみ、阪神を交わして優勝したチームは、すべて巨人だった。

 その巨人は現在6勝6敗3分けの3位で、阪神とは3・5ゲーム差。コロナの影響などで丸ら主力がいない状況だ。戦力が整ってから本当の勝負が始まるが、果たして阪神は逃げ切ることができるか。

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