阪神が広島に連敗 佐藤輝は悔しい3打席連続三振 プロ初登板伊藤将は上々デビューも…

6回、3打席連続の空振り三振に倒れ悔しそうにひざまずく阪神・佐藤輝=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
6回、バットを折る佐藤輝(撮影・田中太一)
6回、広島・クロン(10)の勝ち越しソロにベンチでぼう然とする阪神・矢野監督(右から2人目)=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島4-2阪神」(31日、マツダスタジアム)

 阪神が2本のソロに泣き、広島に連敗を喫した。

 プロ初登板初先発となったドラフト2位・伊藤将司投手(24)=JR東日本=は上々のデビュー戦となった。三回に先制点を許す。2死一、二塁から4番・鈴木誠に中前適時打を浴び、プロ初失点。ただ、四回に味方が逆転した。

 1死一、二塁からサンズが同点適時打。2死一、三塁からは梅野が勝ち越しの適時打を放った。

 ただ、伊藤将は四回2死からもったいない失点を与えた。会沢に二塁打を浴びると、2死二塁で投手の床田に同点の適時二塁打を打たれた。結局5回2失点で降板し、プロ初勝利はお預けとなった。

 この日は、中継ぎ投手が手痛い一発を浴びた。六回に2番手で登板した加治屋はクロンにソロ。七回に3番手で登板した岩貞も菊池涼にソロを打たれた。

 八回は広島のドラフト3位・大道(八戸学院大)がプロ初登板。阪神打線は1死から連打で一、二塁の好機を演出。一発出れば逆転という場面で打席には4番・大山。ただ、遊ゴロ併殺打に倒れ、反撃とはならなかった。

 ドラフト1位・佐藤輝は3打席連続三振。スタンドがどよめく、左翼ポール際へのファウルもあったが、2試合連続で3三振となった。

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