阪神・岩田稔「意外と投げられた」2軍シート打撃で打者と初対戦「チームのために…」

 シート打撃に登板した阪神・岩田稔(撮影・佐々木彰尚)
 シート打撃に登板した後、阪神・藤田(左)と話す岩田(撮影・佐々木彰尚)
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 「阪神2軍春季キャンプ」(22日、安芸)

 阪神の岩田稔投手(37)が22日、シート打撃に登板した。これが今キャンプでは打者と初対戦。荒木、俊介が3打席ずつ立ち、無安打に抑えて「意外に投げられたので、ちょっとびっくりしました」とほっとした様子を見せた。

 まずは第1打席。荒木を137キロ外角直球で見逃し三振に斬ると、俊介は115キロのカーブで遊ゴロ。1球で仕留めた。2打席目は荒木に四球を与えたものの、俊介は二ゴロに抑えた。3打席目は両打者とも二ゴロで、持ち味の打たせて取る投球を披露した。

 今キャンプはオフに新型コロナウイルスに感染したことで、「無理をしたらけがをする。めちゃめちゃ抑えてます」と、焦らずに調整を進めている。

 今後は27、28日に予定されている練習試合の登板に向けて、準備を進めていく。「チームのためになれば」と、投げるポジションにはこだわらない。

 「去年の能見さんのポジションであったり、チームが必要としてくれるところで投げるのが、チームにとってプラス。ベテランがそういう立場で投げられるチームは強いと思うので」と、チームへの貢献を第一に考えている。

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