阪神・青柳 援護なく甲子園での連勝ストップ「もったいなかった」
「阪神0-4DeNA」(23日、甲子園球場)
阪神はDeNAに完敗。完封負けは今季9度目で12球団最多となり、甲子園では今季初の屈辱となった。
先発した青柳は9月は4試合目の登板でも勝てず3連敗。甲子園では19年9月11日から9試合負けなしの5連勝中だったが、その記録も途絶えた。
それでも右腕の投球は決して悪くなかった。6回2安打1失点。5回までは粘りの投球で無失点だった。ただ、六回に先頭・オースティンに四球、続く佐野に右前打を浴びる。無死一、三塁から宮崎は三ゴロに打ち取ったが、その間に三走・オースティンが本塁生還。この唯一の失点が悔やまれる。
青柳も六回の投球を反省。「四球を出してからの失点だったので、もったいなかったですし反省すべき投球になってしまいました」と下を向いた。
それでも福原投手コーチは粘りの投球を評価。「今、取り組んでることは間違ってないと思うので、そろそろ勝ちも付くんじゃないかという兆しも見えるピッチングだった」と次回に期待した。
これで今季6敗目。6勝6敗となり自身の貯金はなくなった。この日見せた次回勝利への兆しを、次戦では結果として残したい。