阪神・梅野「記憶にない」人生初の2番で大暴れ 2位再浮上に貢献

8回、ソロを放つ梅野(撮影・北村雅宏)
3枚

 「阪神4-0広島」(11日、甲子園球場)

 阪神が西勇の奮闘で先発投手今季初の完封勝利を決め、2位に再浮上した。

 この日は打線を改造。出塁率が高く、昨季、広島先発の床田と相性が良かった梅野を2番に置いた。「記憶にない」という人生初の2番に入った梅野が初回、無死一塁で左前打を放ち、チャンスを拡大。サンズの先制点へとつなげた。

 阪神では2002年6月28日・横浜戦(大阪ドーム)の矢野輝弘以来となる捕手の2番に、梅野は「矢野さんも2番打ったことあるんですか」と驚きの表情。いきなりつなぎ役として結果を出し、「色んな面で対応できた打席だった。“1”を大事にってよく言いますけど、2番としての1打席目でね。結構この1打席目で決まるなと昨日からそういうことを思っていたので」と満足そうに振り返った。

 ただ打撃のことよりも「0で抑えられたことが一番良かったと思います」とまずは守備が第一。西勇を今季チームとしても初の完封勝利に導き「梅野のリードが光った」と右腕からも称えられた。

 今季初めて甲子園でお立ち台に立った梅野。最後は西勇とファンで久しぶりの「明日も勝つばい」を披露。「ホームのヒーローも今シーズン初めて。今日来てくれたタイガースファン、自分の個人的なファンにもね、いい思い出になる一日だったのではないかなと思う。こういう思い出に残るような日を増やせるように頑張りたいと思います」とうなずいた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス