阪神・陽川が代打勝ち越し3ラン 矢野監督積極采配奏功

4回、勝ち越し3ランを放つ阪神・陽川=横浜スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA-阪神」(10日、横浜スタジアム)

 阪神が四回、代打・陽川の3ランで勝ち越しに成功した。ここまで粘投のプロ初先発・斎藤に代打を送る矢野監督の積極采配。結果的にこれが奏功し、3点のリードを奪った。

 この回、1死から梅野が左前打で出塁。木浪も投手強襲の内野安打で続いた。続く打順は投手の斎藤。直前に2点を奪われたが、まだ同点の試合展開で矢野監督はベンチを出て、代打・陽川を告げた。

 2-2から5球目、高めに浮いたカットボールをフルスイング。打球は右翼スタンドに突き刺さった。陽川は8月26日の中日戦以来、出場10試合ぶりの今季2号で、代打での本塁打は通算4本目。引き分けを挟んで3連敗中のチームが3点のリードを奪った。

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