阪神・高卒2年目の小幡がフェースガードでプロ初打席 鼻骨骨折中、結果は投ゴロ

 8回、投ゴロに倒れ悔しがる阪神・小幡(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト-阪神」(22日、神宮球場)

 阪神の小幡竜平内野手(19)が、フェースガードを着用しながらという珍しい形で記念すべきプロ初打席を迎えた。

 六回の守備から二塁に就き、打順も3番に入ってプロ初出場を果たしていた中、八回2死二塁の場面で巡ってきたプロ初打席だ。ヤクルト・風張との対戦で、初球は空振りで2球目はファウル。ツーストライクとなって3球目の変化球を打って投ゴロに倒れた。

 高卒2年目の小幡は2018年ドラフト2位で延岡学園から入団。昨季は2軍でプレーしたが、昨年11月には高知・安芸での1軍秋季キャンプに参加した。前日に初の1軍昇格を果たしていた。

 2年目の今季はウエスタン・リーグでチーム最多の31試合に出場。リーグトップの8盗塁を決め、同6位の打率・277を記録しているが、8日に自打球で鼻骨を骨折し、11日の2軍戦からフェースガードを着けて出場していた。

 阪神の10代野手の出場は2012年・中谷(93年1月5日生まれ、初出場12年8月23日)が最後で、8年ぶり。

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