エドワーズ入団決定!PJ激似 虎史上最多助っ人8人開幕確定!

 阪神は21日、前インディアンス3Aのジョン・エドワーズ投手(31)と来季の選手契約を締結したことを発表した。1年契約の年俸80万ドル(約8800万円)。前ソフトバンクのスアレスに続く中継ぎ投手の補強で、退団するジョンソン、ドリスの代役候補を整えるとともに、球団史上最多となる外国人8人体制でシーズンインを迎えることが確定した。(金額は推定)

 メジャー流出が確定的なジョンソンの穴は、同じタイプのリリーバーで補った。

 「中継ぎで、短いイニングをしっかり抑えてもらうようなピッチャーになると思う」と新助っ人右腕エドワーズへの期待感を示した矢野監督。「スライダーも縦に曲げられるというか、空振りも取れる。真っ直ぐも両サイドにしっかり投げきれる。球の質も含めて、タイプ的に本当にジョンソンに似ているじゃないの」と説明する。

 エドワーズはメジャー通算49試合の登板がすべて救援で、2勝0敗、防御率3・67。特筆すべき成績は残していないものの、196センチの長身から150キロを超える直球を投げ下ろし、鋭い変化球を交えた組み立てで三振も奪えるタイプだ。

 今季の中継ぎ陣を支えたジョンソン、ドリスが抜け、守護神・藤川への継投パターンの再編が強いられる。それでも指揮官は「毎年毎年、変えていく部分と継続していく部分が出てくる。外国人がそこに入るのか、他の投手が入るのかは競争。心配は何もしていないです」とうなずく。

 2006年にカージナルスにドラフト指名された時は外野手での指名、また14年オフには精巣がんの摘出手術を経験しているエドワーズ。「これまでのプロ生活でよかったこと、上手くいかなかったことの両面がありましたが、日本で新たな1ページが始まると思うと非常にワクワクしています」とコメント。「藤川投手につなぐ役割を全うして優勝に貢献します」と早くも“勝ちパターン”での登板に自信を見せた。

 ボーア、サンズの左右の大砲、先発候補のガンケル、そして中継ぎ候補のスアレス、エドワーズと新助っ人を次々と獲得した阪神の今オフ補強はこれで完了。マルテ、ガルシア、呂彦青の残留組を含めた、球団史上最多の8人体制で2020年の開幕を迎える。

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