矢野監督“ちょうどいい”新助っ人スアレス獲得に歓喜「短いイニングでバシッと」

 阪神は19日、ソフトバンクを今季限りで退団したロベルト・スアレス投手(28)と来季の選手契約を締結したことを発表した。1年契約の年俸8000万円。2017年4月にトミー・ジョン手術を受け、18、19年と本来の投球ができていない右腕。だが球団幹部、矢野燿大監督(51)ともに術後数年で復活する“トミー・ジョンの法則”に期待して獲得したことを明かした。(金額は推定)

 矢野監督が19日、「すべてにおいてちょうどいい選手」とスアレスの獲得を喜んだ。

 まず“ちょうどいい”のは谷本球団本部長が強調したように、トミー・ジョン手術からの期間。「球児も元の腱よりすごいデカい腱を移植したから、初めは硬く感じるって言ってたけど。もうだいぶなじんできていると思うしね」と守護神の例を挙げながら、完全復活を期待する。

 さらに28歳の年齢。「それもちょうどええねん。まだまだ働けるし、ここ何年かはケガもあって、いいパフォーマンスが出せてないっていう『悔しさ』がある部分もちょうどいい」と、新天地での大暴れを思い描く。

 「一番パフォーマンスを発揮できるのは、短いイニングでバシッと行く方かなと今思っているくらいで、(先発、中継ぎと)両方やった経験があるというのもプラス。力もまだまだあるピッチャー。いい補強ができている」。続々と助っ人獲得の吉報が舞い込む現状に、ご満悦の様子だ。

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