桑原、減額制限いっぱいの1500万減 蓄積疲労も否定「去年は去年」

ダウン提示を受け、契約を更改した阪神・桑原謙太朗=西宮市内(撮影・北村雅宏)
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 阪神の桑原謙太朗投手が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸6000万円から減額制限いっぱいの1500万減となる4500万円でサイン。17年から2年連続60試合登板の蓄積疲労も考えられたが、本人は否定し「去年は去年。今年投げられなかったことがすべて」と潔くダウン提示を受け入れた。(金額は推定)

 今季は開幕からセットアッパーとして期待されたが、わずか7試合の登板、防御率は9・00だった。4月下旬に出場選手登録を抹消されて以降は右肘痛の影響などもあり、2軍で実戦復帰のメドもたたなかった。今オフからキャッチボールを再開しており、ブルペンでの投球練習については「(来春のキャンプで)行けたらと思います」との見通しを語った。

 ファームでのリハビリ中は若手が必死に取り組む姿を見てきた。「自分も若い子たちに負けないように頑張って行きたいと思います」と巻き返しへ力を込めた。

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