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大山 連敗止めたかった 18試合ぶり11号も今季初4安打も実らず…

 2回、大山は筒井コーチ(左)とタッチを交わす
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 「中日6-4阪神」(17日、豊橋市民球場)

 帰る歩幅は自然と大きくなり、速まる。阪神・大山悠輔内野手が11号を含む、今季初の4安打と固め打ち。それでも、うつむいた顔を上げることはなかった。「負けたので。全てはそこです」。勝ちたかった、でも勝てなかった。表情は最後まで晴れなかった。

 まだ空も明るい二回だった。生まれた待望の一発。先頭で打席へ向かうと、真ん中へ甘く入った直球にフルスイングで応戦した。白球の勢いは衰えることなく左翼席へ。「自分の間合いでスイングすることを意識していました」。6月19日の楽天戦以来、18試合ぶりのアーチ。力強く先制ホームを踏みしめた。

 三回は左翼前にポトリと落とす二塁打でチャンスメークすると、五回は連打で作った1死一、二塁の好機から153キロの速球を左前に打ち返し、価値あるタイムリーで追加点を呼び込んだ。

 七回にも中前打を放ち、今季初となる4安打の大暴れ。この日の試合前には矢野監督に呼ばれ、元中日・山崎武司氏にゲキを飛ばされていた。テーマはボールの待ち方、考え方。16日の松坂との対戦で、外角の変化球に何度も凡退してしまったことを踏まえ「何か変えないといけないんじゃないの?」。そして矢野監督の期待を込めた思いが伝えられた。

 「阪神の4番は、打ちたくても打てる打順ではないんだよ」

 一打席、一打席に覚悟がにじむ。4番としてチームの連敗を背負い続けた。試合後には雲がかかり、月が見えなくなった豊橋の空。悔しさを晴らすのは、勝利しかない。

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