大腸がん公表 原口「がん患者の支援活動」実施 チャリティーグッズ販売へ
大腸がんを患っていることを公表し、1月末に手術を受けた阪神の原口文仁捕手(26)が4日、「がん患者の支援活動」を実施することを発表した。自身の公式Twitterで明かした。
活動内容については、「Move On! トモニミライヘ」ブレスレットの商品化。大腸がん啓発チャリティーグッズとして「グッチブレス」を販売する。がんの早期発見、早期治療の重要性、一日の大切さ、命の尊さを広く伝えることを目的に、売り上げの全額をがん患者支援団体に寄付するという。
原口が所属する「Office S.I.C」の公式サイト(http://office-sic.jp/goods/bracelet/)から購入が可能。料金は税込み1135円。
原口は1月24日に、球団を通じて大腸がんであることを公表。同時に「同じがん患者の方々、またそのご家族の方々にとって少しでも夢や希望となれるよう精いっぱい、治療に励みたいと思っています」と気丈につづっていた。先月6日には無事に退院したことを報告し、同月14日には甲子園球場内でリハビリを開始したことを明かしていた。
今後も早期の1軍復帰を目指し、懸命なトレーニングを続けていく。同時に支援活動にも注力し、1人でも多くのがん患者らに、希望を届けていくつもりだ。