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金本監督「今がどん底」 今季初0封負けも前を向く「上がっていく楽しみがある」

 6回、空振り三振に倒れるロサリオ(撮影・高部洋祐)
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 「阪神0-6ヤクルト」(14日、甲子園球場)

 阪神の金本知憲監督(50)は、好調な糸原を6番に昇格させるなど打線のてこ入れを図ったが、今季初の完封負けを喫した。31イニング連続適時打なしという状態に「今が打線の底」と断言。3連敗で借金1となったが、まだ開幕13試合目ということもあり「これからが楽しみ」と前を向いた。

 聖地に降りしきる雨とスコアボードに並んだ9つのゼロが、早春の寒さに拍車をかけた。無死一塁が5度と攻撃の足がかりを作りながら打線がつながらない。3連敗で借金1となり、31イニング連続で適時打が出ない現状。金本監督は「今がどん底」と言い切り「早い時期だから上がっていく楽しみがあるでしょう」と前を向く。

 立ち上がりから石川の老かいな投球にほんろうされた。ストライク、ボールの出し入れだけでなく、不規則な風の影響でスライダーがいつも以上に曲がった。バットを出せずに追い込まれるシーンが目立ち、2番に山崎を初スタメン起用し、好調な糸原を6番に上げた打線が分断された。

 四回は先頭の糸井が右前打で出塁しながら、続くロサリオが1ボールからタイミングを狂わされたような投ゴロで最悪の併殺打。そこから2死満塁と再度、好機を作ったが、梅野が凡退し先取点を奪えなかった。

 1点を追う六回には1死二、三塁のチャンスで、糸原が一ゴロに倒れ走者をかえせなかった。相手内野陣は同点やむなしの守備陣形を敷いていただけに、「糸原がセカンド、ショートに(捕らせる)ゴロを打たないと。ファーストは中途半端な位置にいたけど、セカンド、ショートは後ろに下がっていたんだから」と金本監督。絶好の同点機を逃し、悪循環を断ち切れなかった。

 主砲・ロサリオは1三振に2併殺。この日の5安打はすべて左打者が放ったものだった。指揮官が「見ての通りですよ」と言うように糸井、福留の状態がいいだけに、大山も含め前後の右打者が調子を上げてくれば、間違いなく流れは変わる。

 試合後、室内練習場には幾多の打球音が響いた。同一カード3連敗阻止に「選手たちがそう思っているでしょうし」と言った金本監督。現状を打破するためには、光を信じて前に進むしかない。

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