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ドラ2高橋遥3000m走ぶっちぎり1位 驚異の11分台記録!鋼のメンタル見せた

 トップを独走する高橋遥(撮影・田中太一)
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 阪神の新人合同自主トレが10日、鳴尾浜で行われ、恒例の3000メートル走でドラフト2位の高橋遥人投手(22)=亜大=が11分48秒の好タイムでトップに立った。大学時代の厳しい猛練習を乗り越えて培った亜細亜魂をいかんなく発揮した左腕。プロでも走ることで“鋼のメンタル”を形成していく意気込みを語った。

 まだまだ余力を残していた。スタートから涼しい顔を崩さず、同期入団の選手たちをぶっちぎった高橋遥。11分48秒は過去のルーキーたちと比較しても、屈指の好タイムだ。「1位を取りたいなとは思っていたので」と納得の笑みを浮かべる。

 号砲と同時にドラフト5位・谷川が猛ダッシュしたが、自分のペースをたんたんと刻んだ。スイッチを切り替えたのは中盤ごろ。「スローペースだったので、あれくらい上げれば最後まで持つかな」と1人でダンゴ状態の集団から抜け出した。最後は同4位・島田(上武大)に半周差をつけてゴール。その体力と精神力は大学4年間で鍛えられた。

 例年、亜大が2月に行っている春季キャンプ。約2週間、宿舎から球場へ向かう7キロの道のりを毎日走った。球場で投げ込み、通常のランニングメニューをこなした後、さらに球場から宿舎へも走って帰っていた。

 「自分の中ではスタミナではなく、メンタルを鍛えることができた思います」と明かした高橋遥。体力的に足が動かなくなりそうになっても、気力を振り絞って乗り越えてきた。どんなに苦しくても、限界だと思ってもその壁を破り、自らを成長させてきた。

 だからこそ大学球界No.1の厳しさと言われる東都大学野球リーグで常に上位争いを演じ、一線級のOBを数多く輩出してきた亜大。ソフトバンク・東浜やDeNA・山崎、広島・九里、薮田らが持つ亜細亜魂を、ドラ2左腕も間違いなく受け継いでいる。

 「亜細亜出身の選手として、1位になれてよかったです」と充実の表情を浮かべた高橋遥。体作りのために体重を増やすが「走るスピードと量は落とさないように」と力を込める。大学時代に培った精神は忘れない。厳しい局面を乗り越え、激しい生存競争を勝ち抜くハートが、開幕1軍を目指す上で確かな武器となる。

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