ドラ4島田、背番号は「53」 赤星二世に意欲「1つでも多く盗塁を」

阪神・金本知憲監督(中央)を中心に、ポーズを決める新入団選手たち=大阪市内のホテル(撮影・北村雅宏)
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 阪神は4日、大阪市内のホテルで新人7選手の入団発表会見を行った。ドラフト4位・島田海吏外野手(21)=上武大=の背番号は「53」に決定。球団OBの赤星憲広氏が2001年の入団から9年間、背負い、14年途中に入団した建山義紀氏が着けるまで、長く準欠番扱いだった。

 会見で島田は「このユニホームに袖を通した瞬間、阪神の勝利に貢献していきたい、1日でも早くこのユニホームを着て、野球がしたいと思いました」と、興奮気味に抱負を語った。背番号は「53」。幼少期から憧れていた選手の番号だった。

 「とても偉大な背番号をいただき、光栄に思います。背番号に見合った選手になれるように、頑張っていきます。1つでも多くの盗塁を決められるよう、まずは1つ目の盗塁を目指していきたい」

 入団初年度に39盗塁し、盗塁王と新人王の2冠。5年連続盗塁王に輝いた先人の背中は遠い。それでもハレの舞台で島田は強く意気込みを語った。「大学時代からスピードを生かした打撃、走塁、守備を一番に戦ってきた。プロでも同じスタイルでやっていく。阪神のOBでもある赤星選手のようになりたい」。目標は明確だ。赤星2世として聖地を駆ける。

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