小野また勝てず…四回途中緊急降板 右足を痛める?

4回途中、足を負傷し降板する小野=神宮球場(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト-阪神」(22日、神宮球場)

 阪神の先発・小野が四回途中、負傷降板した。右ふくらはぎ付近を気にする様子を見せた。

 1点をリードした直後、四回のマウンドだった。先頭の山田に左前打を浴びて無死一塁。続くバレンティンのライナー性の打球を、左翼・中谷が目測を誤ったのか、後逸する形で二塁打とする。無死二、三塁。続く藤井の中前適時打で同点を許した。

 さらに中村の中犠飛で勝ち越し点を献上。続く奥村との対戦中だった。1球投げ終えた時点で顔をしかめ、足を気にするしぐさをみせた。一度、ベンチ裏で治療を受け、香田投手コーチに付き添われる形で、再びマウンドへ。投球練習を再開したが、再び1球投げ終えたところで痛みを訴えて降板となった。

 小野は前回15日の広島戦(京セラドーム)では、2回1/3を投げて7安打5失点KO。球団ワーストを51年ぶりに更新する、プロ初登板から7連敗を喫した。この日は中6日の間隔をあけて、12度目の登板で初勝利を目指したが、またも白星に恵まれなかった。

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