西岡が断言「最高のケガ」 リハビリ中の減量で思わぬ恩恵
「阪神2軍キャンプ」(1日、安芸)
阪神2軍は1日、高知・安芸でキャンプイン。昨年7月に負った左足アキレス腱断裂からの復活を目指す西岡剛内野手(32)は、故障を前向きに捉え、プレーに好影響が出始めていることを明かした。
選手生命を脅かすほどの負傷。それがケガの功名になったという。「チーム、ファンには申し訳ないですけど、最高のケガになったと思いますね。僕個人だけの意見を言わせてもらうと、いいケガやったなと」。西岡はそう断言した。
ケガを負った左足の負担を減らすため、リハビリ期間中に体重を8キロ減らして78キロとした。そのことが「打撃、守備の動きにつながってきた」と、思わぬ副産物があったことを明かした。
この日はノックやマシン打撃などで汗を流した。掛布2軍監督は西岡について「焦ることはない」とし、西岡本人も「きっちりとした状態で上がらないとチームのプラスにならない」とじっくりと調整を進める考え。完全復活を目指して、慎重にリハビリを進めていく。