文字サイズ

ドラ1大山が神対応 即席サイン会開催、自ら球団スタッフに訴えた

 大山(右)と長坂(右から2人目)の即席サイン会に多くのファンが集まった(撮影・高部洋祐)
1枚拡大

 阪神ドラフト1位・大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が10日、鳴尾浜に集まったファン約50人に“神対応”を見せた。新人合同自主トレ3日目の練習後、自ら広報に相談して即席サイン会開催の許可を得た。「今後もファンサービスを続けたい」。応援を背に、プロの舞台で生き抜くことを誓った。

 さすがはドラ1ルーキーや!大山が鳴尾浜に集まった虎党の心をわしづかみにした。新人合同自主トレのメニューを消化後、ドラフト7位・長坂とともに、二神広報の元へ駆け寄った。「どこでサインすればいいですか?」。強制ではない自発的な行動。新人としては異例の直談判。急きょ、鳴尾浜球場のバックネット裏付近で即席サイン会を開催した。

 対応も超一流だった。一列に並んだファンの中に、小さな子どもがいた。色紙を渡され、しゃがみ込む。しっかりと目線を合わせ、ほほ笑みかける。サインを書き終えると、現場ではNGとされていた写真撮影にも、快く応じる姿があった。

 「僕たちは体を動かしているのであったかいですけど、寒い中、待ってくれたファンがいたので。そういう人たちのためにも、ファンサービスっていうのも、これからどんどんしていかないといけないなと思います」

 一挙一動に注目を浴びる職業。しかもドラフト1位。だが、既に自覚は芽生えていた。約50人のファンから「大山君、頑張って!」と声を掛けられ、「はい、ありがとうございます!」と返答。笑顔を絶やすことなく、ペンを走らせ続けた。

 掛布2軍監督が常々、口にする言葉がある。「ファンを大切にしなさい」-。2軍監督初年度の昨年、指揮官は遠征地などで並んだファンに対し、色紙に丁寧に1枚ずつサインした。ソフトバンク・王球団会長も時間が許せば、サインを断らないことで有名。ファンに愛され、実績を残してきた名だたる名プレーヤーたちは、ファンへの感謝を忘れない。

 ランニング、キャッチボール、室内打撃などをこなし、新人合同自主トレ第1クールが終了した。「疲れはありますけど、充実した1クールが送れた」。神対応でファンからの期待もさらに膨らんだに違いない。キャンプまでの課題、目的意識について「一日一日をどう過ごすかが大事」と結んだ大山。声援に応える方法はただひとつ。自慢のバットでタテジマを勝利に導く一打を放ち、恩返しとする。

関連ニュース

    デイリーペディア

    編集者のオススメ記事

    タイガース最新ニュース

    もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス