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掛布監督 ドラ1高山に早速、打撃指導

 「阪神2軍春季キャンプ」(1日、安芸)

 阪神の2軍キャンプが1日、高知県安芸市でスタート。掛布雅之2軍監督(60)がドラフト1位・高山俊外野手(22)=明大=に対して早速、打撃指導を行った。ミスタータイガースが評価したのは指導の要点をつかんで実行に移せる吸収力と対応力。さらに志願してのシート打撃観察や、ロングティーを実践するなどの性格、そしてスイングについては「稲葉より柔らかい」と太鼓判を押した。

 オールドスタイルの指揮官が足早にメーン球場を離れた。「何十年ぶりだろ」と語る安芸名物の階段を駆け下り、歩みを進めたのは室内練習場。そこに“お目当て”の選手がいた。今キャンプ初指導の相手はドラ1ルーキーの高山だった。

 ティー打撃中から「フィニッシュの時に上を向かず、両肩をレベルに回転させて」と流行している“琴バウアー”禁止令を出すと、スタンスの幅、右膝の使い方、約30分間にわたってせきを切ったように高山へアドバイスを送った。

 マシン打撃も付きっきりで見守った掛布2軍監督。「とても分かりやすかったです」と高山が振り返ったように、フォームは理想的なものへと変わっていった。その結果が現れたのが志願してのロングティー。レベルスイングで放たれた打球にはきれいなスピンがかかり、失速することなく次々と40メートル先のネットに突き刺さった。

 その打球は現役時代の掛布2軍監督をほうふつとさせる。さらに間の取り方は日本ハムで2000安打をマークした稲葉篤紀氏にも似ているが「稲葉よりも柔らかいよ」とミスタータイガースは断言する。「長打力というところで、右の壁をしっかり作るというところでね」と課題は挙げつつも「メス(を入れる)というものではない。今でも打撃は十分やれる」と技術面を評価。さらに精神面に関しても絶賛した。

 「やってみよう、試してみようという気持ちを感じる。それを確実に吸収できる。野球に飢えてるんじゃないかね。目が輝いてるもん」と手放しで褒めちぎった。午前中のシート打撃も「見せてもらっていいですか」と志願してプロのボールを観察。ロングティーも当初はメニューになかったが「トレーナーの方と相談して」と100球を追加した。

 今クール中に屋外フリー打撃を開始するか否かは「シートノックに入ってちゃんと投げられるか」と指揮官は一つの見通しを示した。その時期によって実戦出場への見通しもつく。「早く見てみたいよね」と心を躍らせたミスタータイガース。間違いなくそう思わせる打球を、高山は飛ばしている。

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