福留がセ外野最年長38歳でGグラブ賞

 守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が10日発表され、阪神からは福留孝介外野手(38)と、遊撃部門で鳥谷敬内野手(34)が選ばれた。福留は米大リーグから復帰後初で9年ぶり5度目。38歳シーズンの外野手部門での獲得は93年平野謙(当時西武)以来、セ・リーグでは最年長記録となった。

 外野の名手に新たな勲章だ。9年ぶり5度目のゴールデングラブ賞に輝いた福留が球史を塗り替えた。38歳シーズンの外野手部門での獲得は、93年平野謙(当時西武)以来で、セ・リーグ最年長記録となった。日本球界復帰後、初受賞に「自分の中で欲しいと思っていた賞だったので、すごくうれしいです。また選出していただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びに浸った。

 プロ17年目は完全復活のシーズンだった。打撃は140試合、打率・280、20本塁打をマーク。華麗な守備でもチームを支え、失策数はゼロ。セ・リーグ外野手部門でトップの157票を集めた。

 首脳陣の信頼も絶大だ。高代ヘッドコーチが「文句なし」と絶賛すると、平田チーフ兼守備走塁コーチも「味がある。高山(明大)、江越、隼太、緒方、中谷の見本だよ」と目を細めた。福留は「この賞の受賞者として恥じないように、より上を目指して来季も頑張りたいと思います」と6度目の受賞に意欲を見せていた。

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