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大和 中堅一本!和田監督“直電”要請

 阪神・大和外野手(27)がセンター一本で開幕を目指す。熊本県内で自主トレ中に、和田豊監督(52)から直接、電話で要請があったことが11日、分かった。鳥谷の去就次第では遊撃転向も検討されていたが9日に残留が発表され、これでコンバートは正式に消滅。大和はデイリースポーツの取材に「生涯ゴールデングラブ賞」を誓った。

 熊本にいる大和の携帯電話が鳴った。「センター、頼んだぞ」。和田監督からだった。 去就が注目されていた鳥谷が9日、阪神残留を発表した。昨秋キャンプで指揮官から有事の遊撃転向を指示され内外野二刀流で準備を進めてきたが、これで大和のセンター残留が決定。中ぶらりんだった心持ちが整った。 「気持ち的には、やっぱりすっきりしましたよ。どうしても、ポジションのことは気になっていましから。これから集中して練習していけると思います」 「幻のグラブ」をバッグにしまう。昨年12月に新調した遊撃グラブを自主トレ拠点の熊本に持ち込んだが、左手になじませる前にお役ご免となった。契約メーカーのスラッガー社から外野手用の新グラブが滞在先に届けられるのは今週15日。晴れて中堅一本で開幕を目指すことになった14年度のゴールデングラブ受賞者は仕切り直しで決意を新たにした。

 「どこを守っても一番になりたい気持ちはずっと持っていたけど、センターでやることが決まったからにはそこでずっと賞をもらえるように頑張ります」

 今季2年連続の受賞を目指すが、腹の底にあるもくろみはゴールデングラブの常連、それも「生涯受賞」だ。10年、15年、現役でいる限り名手のタイトル防衛を使命にしていく。

 「センター大和」はチームメート共有の願いだった。福留はかねて「大和の遊撃転向は反対」と公言し、藤浪は「外野の間を抜けて長打になる打球をアウトにしてもらえるのは投手としては本当に助かる」と話していた。キャンプインから各ポジションで競争が始まるが、突出した守備力を考えればセンターは当確ランプがともる。鳥谷残留がもたらした外野陣の安定感はこれ以上ない「補強」となった。大和が遊撃グラブに別れを告げる。

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