苦悩の和田監督「絞られてる感じ」

 「ヤクルト13‐4阪神」(7日、神宮)

 荒ぶる魂が溶けるほどに痛烈なパンチを浴びまくった。戦場にひれ伏した阪神の投手陣。3戦合計で46安打、31失点。猛威を振るうツバメ打線の餌食になった。初戦を奪っての長期ロード負け越し発進。先行きが心配だ。

 歳内、榎田、高宮。夏場を救うキーマンと期待された男たちが、次々に崩れ去った。08年以来、6年ぶりの6試合連続2桁被安打。一挙7失点を喫した魔の四回に始まり、勢いを増す火の手を消す力はなかった。

 配球、データ、クセなどを検証し、改善策を練って臨んだ一戦だった。「今日も結果的には一緒だったな。完全に(球種)絞られてる感じだった」と和田監督は苦悩の表情を浮かべた。ただ、ずるずると転げ落ちるわけにはいかない。早急な立て直しが急務だ。

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