ドラ2横田、24番継承“桧山2世”襲名
「阪神新入団選手発表」(9日、大阪市内)
チームの顔になる。ドラフト2位の横田慎太郎外野手(18)が、“桧山2世”襲名を誓った。今季限りで引退した桧山氏が背負った背番号24のユニホームに袖を通した横田は、緊張した面持ちで決意を語った。
「初めて聞いたときはびっくりしました。(桧山氏は)日本を代表する素晴らしい選手なので、24番に恥じないような、ふさわしい選手になりたいです」
同じ左打ちの外野手で、現役時代の桧山氏の姿と重なる。走攻守、三拍子そろった選手を目指す横田へ与えられた背番号24は、チームの大きな期待の表れだ。
「最後のホームランが印象に残っています。ぼくもああいう選手になりたいです」
広島と対戦した10月14日(甲子園)のCSファーストS第2戦。現役最後の打席で桧山氏が放った本塁打。その映像を見て、心を揺さぶられた。
アピールポイントは打撃だ。「バッティングに一番自信を持っています。甲子園でホームランを打ちたい」と高校時代に出場がかなわなかった聖地でのアーチを夢見た。「最初は焦らずに、将来は阪神の顔になれるように頑張っていきたいです」。横田の挑戦が始まる。