久保残留交渉、中村GM抑え起用を謝罪
阪神からFA(フリーエージェント)宣言した久保康友投手(33)が19日、兵庫県西宮市の球団事務所で阪神との残留交渉に臨んだ。「高い評価をしていただいて、ありがたく思っている。必要戦力だと考えている、タイガースでやって欲しいと言われた」。結論の時期に関しては「期限は決めていないけど、戦略的なこともあると思うので、できれば早く決めたほうがどの球団も困らないと思うので、早く決めたい」と話した。
久保は阪神側からの条件提示について「変化はありました」と、上積みがあったことは認めた。また、残留した場合のポジションについては「いろいろあるけど、仕事があるのが大事。(配置は)希望はない。選手でそこを限定してしまうと、仕事に限りが出てしまう。仕事があるというのが優先順位。自分を必要としてくれるチーム、なおかつ優勝できるところということ」と明かしたうえで、DeNA中畑監督が獲得意思を示していることに関しては「気持ちとしては本当にありがたい」と話した。
約30分間の交渉にあたった中村GMは「感触は分からない」と苦笑混じりに振り返り、今季、久保を抑えに配置したことを「クローザーが彼にとって良かったのか、編成の責任者としてわびた。謝罪しておきました」と話した。
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