阪神、背番号改革準備中「31」は欠番

 掛布GM付育成&打撃コーディネーターの就任、林威助の退団で一躍、注目を集めることになった阪神の背番号31の行方。だが、球団サイドは10日、掛布2世の台頭と成長まで、栄光の番号を凍結する方針を固めた。

 「新加入選手の背番号に31は想定していない。できれば左バッターがいいとは思ってるけど。今すぐ背負わせる選手はいないね」と球団関係者。ポスト掛布にふさわしい選手が現れるまで、欠番扱いとする。

 また、同関係者は今オフ、背番号のシャッフルを想定し、下準備を進めていることを明らかにした。

 「ここ数年、背番号に見合った数字を残せていない選手が多い。新入団選手にも、いい番号を与えすぎている傾向がある。それがプレッシャーになっているのかもしれないし、やっぱり成績を残してから、ふさわしい背番号にするのがいいのかなと」。すでに編成担当などに、背番号の見直しをするように通達した。

 信賞必罰の方針だ。やれば与え、希望をかなえるが、やらなければ奪う。選手の顔でもある背番号。いい数字を背負いたければ、成績を残せ。さらなる競争の激化を生むため、厳しい姿勢を打ち出していく。

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