西岡、古巣との対決へ攻めの姿勢貫く

 阪神は21日、ロッテ2連戦(22日~)に備え、QVCマリンで全体練習を行った。万全ではない足の状態を考慮し、ストレッチなど軽めのメニューで調整した西岡剛内野手(28)は、古巣との対決に向けて攻めの姿勢を宣言。ロッテ側が作製した挑発ポスターに“ダメ出し”するなど、かつての本拠地で背番号7が暴れ回る。

 かつての本拠地が思い出させてくれた。交流戦を勝ち抜くために何が必要か‐。現在、交流戦2勝4敗と2つの借金を抱える和田阪神。パ・リーグ球団の勢いに圧倒されている現状に「向こうは交流戦を楽しんでいる」と西岡は分析する。

 「僕もパの出身ですから。甲子園でできる、東京ドームで巨人とやれる。当時はそんな感じで向かっていってた」とQVCマリンでの全体練習後に語った背番号7。交流戦に入ってからの6試合のうち、5試合で先取点が奪えず守りに入っていることで「こちらは横綱ではないから。胸を借りるつもりで向かっていく。お互いに向かっていく戦いをしないといけない」と力を込める。

 左足の状態が万全ではないことから、この日はストレッチなど軽めの調整に終始。22日から試合に出て行くために、状態を整えた。20日の西武戦で第3打席に全力疾走できなかったことに「状態は100%ではないけど、昨日みたいな走塁しかできないのは情けない。反省しました。明日から全力でやれるように準備した」と言う。

 「ここで育ててもらった。ファンの方にも感謝してます」と楽しみにしていたロッテとの交流戦。古巣が挑発ポスターを作製したことには「(文章の)意味が分からない(笑)。もうちょっとおちょくってくれて良かったのに」とダメ出しする余裕ものぞかせた。1番打者として貫く攻めの姿勢。それがチームの勝利へつながる。

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