八百長報道、相撲協会が勝訴
大相撲の八百長疑惑を報じた記事の名誉毀損(きそん)訴訟で敗訴したノンフィクションライターの武田頼政氏が、敗訴後に「八百長メール」問題が発覚したことを受けて逆に日本相撲協会に1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、請求を棄却した。武田氏は控訴する方針。
同氏は「八百長が存在しない、とうそをついて裁判所をだました」と主張したが、後藤博裁判長は「記事が指摘した特定の取組に八百長は認められず、協会が虚偽を主張して裁判所を欺いたとはいえない」と判断した。
大相撲の八百長疑惑を報じた記事の名誉毀損(きそん)訴訟で敗訴したノンフィクションライターの武田頼政氏が、敗訴後に「八百長メール」問題が発覚したことを受けて逆に日本相撲協会に1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は10日、請求を棄却した。武田氏は控訴する方針。
同氏は「八百長が存在しない、とうそをついて裁判所をだました」と主張したが、後藤博裁判長は「記事が指摘した特定の取組に八百長は認められず、協会が虚偽を主張して裁判所を欺いたとはいえない」と判断した。