大相撲の横綱白鵬の呼び掛けで始まった日本とモンゴルの親善交流少年相撲大会「第3回白鵬杯」が11日、東京有明コロシアムで行われ、約350人の小中学生が熱戦を繰り広げた。過去2回は堺市での開催で、初めて東京で開かれた。
1月に亡くなった昭和の大横綱、大鵬の納谷幸喜さんの孫3人も出場。納谷幸成君は小学5年生の個人戦で2回戦から登場し、初戦で敗退したが「(祖父を)すごく尊敬しています。おじいちゃんみたいになりたい」と目標を立てた。
大会名誉会長の白鵬は「あと何年相撲を取るか分かりませんが、われわれの後継ぎに子どもたちがなってくれることが大切」と話した。