ロシア軍の住宅攻撃、死者33人 ミサイル直撃、18人負傷

 【キーウ、モスクワ共同】ロシア軍は8日、ウクライナ東部ドネツク州クラマトルスクで民間バス2台を攻撃し、ウクライナ内務省などによると33人が死亡、18人が負傷した。誘導滑空爆弾を使用したとみられる。現場は前線に近い要塞都市の一つ。地元当局はクラマトルスクと隣接するスラビャンスクの公共交通機関の停止を命じ、住民に退避を改めて要請した。

 ウクライナ軍はスラビャンスクの北に位置する要衝リマンで反転攻勢を強めている。ロシアは前線での苦戦を背景に、市民への攻撃で圧力を強めようとしている可能性がある。

 ロシア軍によるウクライナ北部チェルニヒウ州プリルキの集合住宅への7日のミサイル攻撃で、ウクライナ非常事態庁は8日、死者が子ども5人を含む計22人、負傷者は54人になったと発表した。ゼレンスキー大統領は、ロシアのプーチン大統領が7日の自身の誕生日に合わせて「子どもを殺害した」と非難した。

 州当局などによると、5階建ての集合住宅にロシア軍の巡航ミサイル「Kh101」が直撃し、住宅の上層階部分が倒壊した。

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