レバノン巡り停戦合意と米 イスラエルとヒズボラ
【ワシントン、エルサレム共同】イスラエル軍とレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラが交戦を続ける中、米政府当局者は19日、共同通信の取材に対し、イスラエルとヒズボラが現地時間同日午後4時(日本時間午後10時)からの停戦で合意したと明らかにした。米国とカタールが、イランの協力の下で仲介したとしている。詳細は不明。
イスラエル軍はこれに先立つ19日、兵士4人が死亡したと発表。レバノンの国営通信は18人が死亡したと報じた。バンス米副大統領は18日の記者会見で「イスラエルが暴走しないよう期待する」と自制を求めていた。
イスラエル軍は「ヒズボラが停戦合意違反を繰り返している」と主張し、イラン外務省のバガイ報道官は、レバノン攻撃が「地域の安全保障に深刻な結果をもたらす」と非難し「必要な措置を取る」と警告した。
米イランの覚書には、レバノンを含む全ての戦線での戦闘終結が含まれ、イランはイスラエル軍のレバノン領土からの撤収を要求している。トランプ政権はイスラエルの動向が合意の不安定要因になるとみて神経をとがらせている。
