対中国ロシア「脅威認識を共有」 日本とエストニアで防衛協力強化
バルト3国の一角、エストニアのトゥーリ・ドゥネトン国防次官補は、ロシアと対峙する自国と、中国からの「威嚇の増大」に直面する日本の「脅威認識は同様だ」と述べ、防衛協力の一層の強化を図る意向を示した。7日までに東京都内で共同通信のインタビューに答えた。
ドゥネトン氏は5月下旬、日本との防衛当局間協議に出席した。防衛省によると、2国間防衛協力を戦略的に推進していくことで日本側と一致した。インタビューで「新技術に関して具体的な協力領域を探りたい」と語り、無人機や電子戦に関する技術を例に挙げた。
バルト3国では、ウクライナがロシアに向けて発射した攻撃用無人機がロシアの電波妨害で針路を外れ、飛来する事例が続いた。ドゥネトン氏は自国の対応について、レーダーなど対無人機装備の「調達速度を上げている」と説明した。
トランプ米政権が北大西洋条約機構(NATO)に対する関与を縮小する方針を加盟国に伝えたことに関しては「予想された動きだ」と冷静に受け止めた。
