コロンビア大統領選21日決選へ 右派弁護士と左派の現職後継候補
【サンパウロ共同】コロンビアで5月31日、ペトロ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施された。選挙管理当局によると、トランプ米大統領を信奉する右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)が得票率トップとなり、ペトロ氏の後継で得票率2位の左派イバン・セペダ上院議員(63)と6月21日の決選投票に進む。
武装した左翼ゲリラや麻薬組織によるテロが相次ぎ、悪化する治安の回復や対米関係が主要争点となった。デラエスプリエジャ氏はペトロ政権下で悪化した対米関係の改善を目指す。爆撃による武装勢力掃討を掲げ、コカインの原料となるコカ栽培地への除草剤散布などを主張。現政権の対話重視から「鉄拳」を用いた強硬路線への転換を図る構えだ。
一方、政府と左翼ゲリラの和平交渉に仲介役として携わった経験を持つセペダ氏は、ペトロ政権の方針を継承する考え。中南米への介入を強めるトランプ氏には批判的な立場を取る。
選挙には立候補を取り下げた候補を除き11人が出馬。
