英閣僚辞任、党首選出馬か 前副首相も立候補に道筋
【ロンドン共同】英国のストリーティング保健・社会福祉相は14日、辞任した。同日公表した書簡で、7日の統一地方選での与党労働党の大敗に触れ、党首のスターマー首相を批判。党内でスターマー氏の辞任を求める声が高まっており、ストリーティング氏は党首選出馬の準備を進めるとみられる。地方選後に閣僚が辞任したのは初めて。
一方、レイナー前副首相は14日、昨年9月に辞任する理由となった住宅購入時の税額過少申告に関し、歳入関税庁が故意ではなかったと認定したと述べた。英メディアは、党首選が行われる場合、レイナー氏が出馬する道筋が開けたと報じた。
ストリーティング氏はスターマー氏に宛てた書簡で「あなたの指導力への信頼が失われた」「次期総選挙であなたが労働党を率いないことは明白だ」などと批判した。
党首選の立候補には労働党下院議員81人の推薦を得る必要がある。ストリーティング氏がどれほどの支持を取り付けているかは不明だ。
レイナー氏は2025年5月に南部ホブに住居を購入した際、税額を約4万ポンド(約850万円)過少申告した。当初から故意ではないと主張していたが、税の専門家に十分な助言を受けなかった過失を指摘され、副首相を辞任した。
