事務総長の後任候補が所信表明 国連、改革や懸案で公開討論

 【ニューヨーク共同】今年末で任期を終えるグテレス国連事務総長の後任候補4人が所信表明する公開討論が21日、ニューヨークの国連本部で始まった。初日はチリのバチェレ元大統領と国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が国連改革や主要な懸案についてビジョンを語った。

 国連は安全保障理事会の常任理事国の対立による機能不全や、米国の資金拠出削減に伴う財政難に直面。次期総長は改革が急務となる。

 バチェレ氏は「安保理改革を真剣に考える必要がある」と述べ、より多くの地域の国が安保理に参加すべきだとの考えを示した。加盟国の分担金支払いは義務だとし、早期の支払いを働きかけるとした。

 グロッシ氏はIAEAトップとして核軍縮の重要性を理解する自身が事務総長になれば、軍縮に向けた対話を促進できるとアピール。朝鮮半島の非核化に取り組む姿勢を示した。

 公開討論は2日間で、22日はコスタリカのグリンスパン国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長と、セネガルのサル前大統領が登壇する。公開討論後も立候補は可能。

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