米チケット大手独禁法違反 地裁、ライブ・ネーション

 【ニューヨーク共同】米チケット販売大手チケットマスターと親会社のライブ・ネーション・エンターテインメントが反トラスト法(独占禁止法)違反で訴えられた裁判で、ニューヨーク連邦地裁の陪審は15日、違法な独占に当たるとの評決を下した。米メディアが報じた。

 陪審は、チケットマスターがチケット1枚あたり約1・7ドル(約270円)を過剰に徴収していたと判断した。損害賠償額は今後、地裁が決定する。巨額の支払いや会社分割を命じられれば、業界再編につながる可能性もある。

 両社が業界での優越的な立場を利用してコンサート会場と長期的な独占契約を結ぶなどして競争を阻害、不当に価格高騰を招いているとしてバイデン前政権下で司法省と数十の州が2024年に提訴していた。 

 トランプ政権下の今年3月、司法省や一部の州とライブ・ネーションの間で和解が成立。和解条件に同意しなかった州が裁判を続けていた。

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