豪、銃規制強化の法案可決 乱射事件で、実効性疑問も

 【シドニー共同】オーストラリア連邦議会は20日、銃規制を強化する法案を賛成多数で可決した。昨年12月にシドニーのボンダイビーチで起きた銃乱射事件を受けた対応で、銃取得免許の審査厳格化や市民が所有する銃の買い戻し制度の新設が柱。買い戻しの費用は連邦・州政府が折半する計画だが、一部州政府は後ろ向きとの報道もあり、実効性には疑問が残る。

 父子2人の容疑者がユダヤ系住民を狙ったとされる銃乱射事件では、保安情報機関が息子(24)の過激派組織との関わりを過去に捜査していたにもかかわらず、父親が銃を合法的に入手していた。このため法案には、免許審査のため身元を調査する際、担当機関が当局情報を活用できるようにする。

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