ベネズエラの首都に武装民兵 「次は何が起きるのか」と不安

 【サンパウロ共同】ベネズエラの首都カラカスではマドゥロ大統領が拘束された3日以降、武装した民兵が街頭に展開、商店に非常時に備えて人々が不安げに行列を作る光景が広がる。「次は何が起きるのか」。独裁からの解放を期待する市民もいる一方、先の見えない日々に困惑が募る。

 「もう十分苦しんだ」。自宅に食料がないという女性のアロンドラさん(32)は米紙ニューヨーク・タイムズに語った。苦境がさらに深まる事態を懸念しており「希望は持てない」という。多くの店が休業する中、スーパーには水やトイレットペーパーなどを求めて人々が列を成した。

 強権政治が続いてきたベネズエラでは大統領の拘束に安堵する市民もいるが、弾圧への恐怖はぬぐえず、喜んだり祝ったりする声は控えめだ。

 米紙ワシントン・ポストによると、カラカス北部では4日、ライフル銃などを携えた黒ずくめのマドゥロ氏支持者ら数千人が集結した。渦巻く怒り。参加者の一人は「誰がマドゥロ氏を裏切ったのか、ベネズエラ国民は突き止めたいと思っている」と米国への敵意をあらわにした。

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