陪審員7人選任、公判2日目 判事、トランプ氏を注意

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークのニューヨーク州地裁で16日、不倫口止め疑惑に絡む事件で起訴されたトランプ前大統領の2日目の公判が開かれ、検察と弁護側が同意した陪審員7人が選任された。弁護側が除外を求めた候補の1人に対してトランプ氏が何かをつぶやき、判事が「脅しは容認しない」と注意する場面があった。

 11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ氏は出廷前に「本来なら他の州で選挙運動をしているはずだった」と訴え、公判はバイデン政権による政治的迫害だとの主張を繰り返した。

 陪審員12人と補欠6人が選ばれる。17日は公判が開かれず18日以降に選任を継続する。

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